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共同利用・共同研究課題

日本語のノダに類する文末表現標識の通言語的研究:思考プロセスの観点からのアプローチ(2013年度~2015年度)

投稿日:2013.04.01

プロジェクトについて

期間:2013~2015年度

日本語のノダ文については多くの研究がある。角田(2004)は「思考プロセス」という原理を提唱した。これは、話者がある現象を見た時に、「1.認識、2.疑問、3.推察、4.答え」を経て思考が展開し、「4.答え」の所でノダ文が現れるというものである。この原理を用い、単文、複文、談話におけるノダ文の機能を統一的に論じた。
本共同研究は「思考プロセス」を応用し、アジアのいくつかの言語のノダ文に相当する文の機能の解明と、新たな談話理論の構築を目指す。「ノダの思考プロセス」が他の言語にもあてはまれば、普遍的な原理と考えられる。言語によって、意味が進展するつながり方の違いなども観察し、今後の意味の進展も、予測できるかもしれない。

研究代表者 角田三枝(立正大学)

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