澤田英夫
以下、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所オンラインリソースポータルより転載
https://online-resources.aa-ken.jp/resources/detail/IOR000125
UnicodeのBasic Latin面の文字を用いてビルマ文字のみで書かれたテキストを書くために、澤田英夫氏(AA研)が考案した綴字転写方式です。この方式は ALA-LC Romanization Tables (1997 Edition), Burmese にある程度依拠しますが、一部の字・記号の転写と、副子音字が複数共起する場合の配列順序に違いがあります。
綴字転写であるため、当然ながら発音を得るためにはビルマ文字の読音規則を知っている必要があります。また、出版物内でビルマ語テキストそのもの、あるいは多言語テキスト内のビルマ語形式を表記するには必ずしも適していません。