李 勝勲、品川大輔
バントゥ諸語の音声データのデータベースで、情報はツォンガ語、ベンデ語、ルヮ語、スワヒリ語、ルンディ語が含まれています。それぞれの言語の語や文を読み上げた音声ファイルおよびそれらを分析したプロットがアーカイブされています。プロットは申請手続きなしで閲覧できますが、音声ファイルのダウンロードには使用申請およびその承認が必要です。
※情報資源利用研究センター(IRC)プロジェクトの成果として公開しています。
情報資源利用研究センターウェブサイトのトピックス記事でも取り上げられていますので、以下に転載します。
2021年度にスタートしたこのIRCプロジェクトは、学術的な利活用のためにバントゥ諸語の音声資料のアーカイブ化を進め、研究成果として2022年3月にオンラインリソース “Bantu Language Digital Archive (BantuDArc)” を公開しました。
アーカイブ資料の中には、インタビューファイルやその書き起こしが含まれ、英訳が付けられているものもあります。2022年3月時点で、ベンデ語(タンザニア)、ルンディ語(ブルンジ)、ルヮ語(タンザニア)、スワヒリ語(東アフリカのリンガ・フランカ)、ツォンガ語(南アフリカ・ジンバブエ・モザンビーク)の5つのバントゥ諸語のリソースが利用可能です。
プロット(音声資料を分析プログラムにかけて生成された結果)と基本的なメタデータは申請手続きなしで閲覧できますが、音声ファイルのダウンロードには使用申請およびその承認が必要です。
(文責:李勝勲・品川大輔・安達真弓)