*本イベントは終了しました。
AA研共同研究課題「日本語のノダに類する文末表現標識の通言語的研究:思考プロセスの観点からのアプローチ」(2013–15年度)は、2016年1月に公開ワークショップを開催します。日本語にはノダ文というものがありますが、アジアのいくつかの言語にも、同様の文末表現があります。本共同研究では、日本語のノダ文に基づいた「思考プロセス」(角田三枝 (2004))の枠組みを用いて、アジアのいくつかの言語のノダ相当文末表現の意味と用法を研究しました。その結果、言語間の違いがあると同時に、共通の原理もあることが明らかになりました。本ワークショップでは本共同研究に参加したメンバーが研究成果を発表します。
日時
2016年1月23日(土)13:00–18:00
場所
東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 304号室
会場へのアクセスはこちらをご参照ください。
プログラム
- 「日本語のノダに類する文末表標識の通言語的研究・調査結果と発見」角田三枝(AA研共同研究員、立正大学非常勤講師)
- 各言語におけるノダ文相当表現
- 「朝鮮語」千田俊太郎(AA研共同研究員、京都大学)
- 「アムド・チベット語」海老原志穂(AA研共同研究員、AA研研究機関研究員)
- 「カム・チベット語」星泉(AA研)
- 「シベ語」児倉徳和(AA研)
- 「モンゴル語」梅谷博之(AA研共同研究員、AA研特任研究員)
- 「ビルマ語」大塚行誠(AA研共同研究員、東京外国語大学非常勤講師)
- 「ネワール語」桐生和幸(AA研共同研究員、美作大学)
- 「本プロジェクトの一般言語学と類型論における貢献」角田太作(AA研共同研究員、国立国語研究所名誉教授)
コーディネーター
- 角田三枝(AA研共同研究員、立正大学非常勤講師)
- 星 泉(AA研)
参加費
無料
共催
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 言語の動態と多様性に関する国際研究ネットワークの新展開
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 共同利用・共同研究課題「日本語のノダに類する文末表現標識の通言語的研究:思考プロセスの観点からのアプローチ」(代表者 角田三枝)