活動Activities
開催日:2020.10.17[土]- 10.18[日]
第18回文法研究ワークショップ:「音節構造の諸問題」
*本イベントは終了しました。
音節は様々な言語現象において重要な役割を果たす音声・音韻的単位であることが知られています。例えば、音節はアクセントなど超分節素の付与される単位として、また重複など形態論的操作の標的として機能します。一方で、音節がどのような現象においてどのような役割を果たすかについては、言語間で差異が認められます。本ワークショップでは、記述言語学を研究する若手研究者が中心となり、様々な言語の音節をめぐる問題について議論を行います。これにより、各言語の音節の内部構造や特徴的な要素について理解を深めます。また、各言語のどのようなタイプの音韻・文法現象において音節が役割を果たすかについて議論します。
上記のテーマにご関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。
日時
2020年10月17日(土)10:00–13:00
2020年10月18日(日)10:00–13:00
開催形態・場所
zoomによるオンライン開催
プログラム
10月17日(土)
10:00–10:10
倉部慶太(AA研所員)
趣旨説明
10:10–11:00
中本舜(メキシコ国立自治大学大学院)
「マサテク語アヤウトラ方言の前鼻音化子音とオンセットの内部構造」
11:10–12:00
山岡翔(京都大学大学院)
「ベトナム語ハノイ方言の音節構造について―介音の位置づけを基に―」
12:00–12:50
平野綾香(大阪大学大学院)
「ヌン語ランソン省チャンディン県方言の音節内部構造」
10月18日(日)
10:00–10:50
加藤幹治(東京外国語大学大学院)
「奄美語徳之島方言の音節:アクセントと喉頭化子音の観点から」
10:50–11:40
髙城隆一(東京大学大学院)
「鹿児島県大隅半島内之浦方言の音節構造」
11:50–12:40
清水美里(大阪大学大学院)
「ビルマ語ヨー方言の音節構造」
12:40–13:00
参加者全員
まとめと全体討論
参加資格
上記のテーマに関心のある研究者・学生
※ 大学院生以上を原則とします。それ以外の方についてはメールでご相談ください。
定員
20名程度
使用言語
日本語
参加費
無料
事前申込
参加には、お申し込みが必要です。 募集要項をご確認の上お申し込み下さい。
主催
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」
お申込み
*申込は締め切りました。お申し込みありがとうございました。
10月16日(金)正午までに、下記お申し込みフォームよりお申し込みください(ただし、定員に達し次第締め切ります)。
招待メールは開始1時間前までに参加者にお送りいたします。