*本イベントは終了しました。
チベットでは古くから標高や土地の特徴にあわせて、農耕や牧畜業が営まれてきました。農民と牧畜民では暮らしのよりどころとなる仕事が異なるだけではなく、習慣や考え方にも違いがみられます。宗教や歴史、政治経済などの他の要因も加わり、変化を繰り返しながら、多様な文化が形成されてきました。この重層的なチベット文化の背景を理解するには、土地に根ざした普通の人々の生業を知るという視点が欠かせません。本企画展では、東北チベットのアムド地方で家畜とともに暮らしてきた牧畜民の「今」を様々な角度から紹介します。
日時
2017年2月13日(月)–3月11日(土)10–17時
土日休場
※2月18日(土)・19日(日)、3月11日(土)は開場
場所
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)1階資料展示室
入場料
無料
共催
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「“人間―家畜―環境をめぐるミクロ連環系の科学”の構築 ~青海チベットにおける牧畜語彙収集からのアプローチ」(牧集P)
- 科研費基盤研究(B)「チベット牧畜民の生活知の研究とそれに基づく牧畜マルチメディア辞典の編纂」(研究代表者:星泉(AA研所員)、課題番号 15H03203)
Webpage:http://tibetanpastoralists.blogspot.jp