プロジェクトについて
期間:2018–2020年度
これまでの研究者の残した資料をアーカイブズ化することは、いわゆる危機言語の研究において、言語研究そのもののためだけでなく言語共同体による自言語の維持活動のためにも、ますます重要な使命となっています。なすべき作業は幅広く、さまざまな媒体を保存・複製することから、資料の記述を進めること、資料相互の関係を再構築すること、整理した資料を公刊すること、現地との関係を維持することなどを含みます。本プロジェクトは、アイヌ語に具体的な焦点をあてながら、こうした「研究者アーカイブズ」にかんする問題の所在を明らかにし、できるだけの解決策をみいだすことを目的としています。
研究代表者 奥田統己(札幌学院大学教授)
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