プロジェクトについて
期間:2017–2019年度
マレー語の変種は3億人近い話者人口を持ち、マレーシア、インドネシア、ブルネイで国家語として規範を持つと同時に各地で第一言語・第二言語として使用され、それぞれの地域の民族語と併用されることも多く、変化に富んでいる。本課題は、音韻・形態的特徴の変異からマレー語各方言の歴史的分岐の過程を解明し、民族語として発達してきた変種と通商用ピジンからクレオール化した変種の分布を明確化する。また各地の変異を一覧できるオンライン地図を作成し公開し、急激な変化を続けるマレー語の姿を記述することの重要性を示していく。
研究代表者 内海敦子(明星大学准教授)
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