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共同利用・共同研究課題

理論言語学と言語類型論と計量言語学の対話にもとづく言語変化・変異メカニズムの探求(2021年度–2023年度)

投稿日:2021.05.06

プロジェクトについて

期間:2021年度–2023年度

自然言語は、音韻構造、形態構造、意味構造、統語構造といったさまざまな領域で変化する。その1つ1つの変化は、経済性や刷新や言語接触などを契機とした小規模なものだが、数百年もすれば劇的な言語変化を引き起こす。本来、語の音韻・形態・意味・統語構造は変化のしやすさの点で異なるが、長いタイムスパンではそれらが相互作用し合うため、言語変化の速度や程度は言語ごとに異なりうる。このため、本研究では、理論言語学の各論(特に,統語論・音韻論・意味論)・言語類型論・社会言語学・歴史言語学などの諸分野で活躍する研究者が知見を持ち寄ることにより、言語接触と言語変化の側面も考慮しつつ変異形出現のメカニズムを体系的に探り、必要に応じて、言語類型の見直しも行うことを目指す。

研究代表者 小川芳樹(東北大学教授)

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