活動Activities
開催日:2019.12.11[水]
第16回文法研究ワークショップ:「研究発表のアブストラクトを考え直す」
*本イベントは終了しました。
「文法研究ワークショップ」は、記述言語学を志す学生や研究者が最新の研究成果や調査データを紹介しあうことにより、学生・研究者の交流や、情報共有を行なうことを目的としたワークショップです。
今回は研究成果や調査データの紹介ではなく、研究成果を公表する際の「要旨」について考えてみたいと思います。主要な学会では、発表希望者が発表の申し込みをする際に、その発表の要旨を送り、それが審査され、採択されたものだけが発表できることになっています。どれほど素晴らしい研究内容であっても、それが要旨によって審査員に伝わらなければ採択されません。それでは、どのような要旨が「良い」もので、「伝わる」要旨なのでしょうか。
このワークショップでは、模擬的な審査を通し、良い要旨とはどういうものか、逆に悪い要旨はどこが悪いのかを学び、 それによって、受講者の要旨をより良いものにすることを狙いとします。
これから学会発表を申し込みたいと考えているひと、自分の研究は十分おもしろいと思えるのに、何故か発表申し込みで不採択になり、その理由が分からないひと、あるいは、ただ単により良い要旨が書けるようになりたいひとの応募をお待ちしています。
日時
2019年12月11日(水)13:00–16:00
場所
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 3階304室
講師
渡辺己(AA研所員)
プログラム
- 学会発表申し込み要旨の審査の様子
- 要旨を審査してみる
- 悪い要旨、良い要旨
- まとめ:理想の要旨
※受講申込者には、模擬要旨を2、3点、審査のガイドラインとともに事前に送りますので、当日までに「審査」をしてきてください。
参加資格
記述言語学分野の学生(修士課程在籍以上)を原則とします。(学部生の方は下記連絡先までお問い合わせください。)
定員
20名程度
使用言語
日本語
参加費
無料
事前申込
受講には申し込みが必要です。募集要項をご確認の上お申し込み下さい。
主催
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築 (LingDy3)」
お申し込み
*申込は締め切りました。お申し込みありがとうございました。
参加には、お申し込みが必要です。12月6日(金)正午までに、下記お申し込みフォームよりお申し込みください(ただし、定員に達し次第締め切ります)。