活動Activities
開催日:2018.01.25[木]
第12回文法研究ワークショップ:「『場所』を項とする動詞」
*本イベントは終了しました。
「文法研究ワークショップ」は、記述言語学を志す学生や研究者が最新の研究成果や調査データを紹介しあうことにより、学生・研究者の交流や、情報共有を行なうことを目的としたワークショップです。
今回は「場所」を項とする動詞に関連する通言語的な特徴や多様性を観察し、この問題に関する様々なアプローチを考えます。「場所(イベントが起こる場所、目的地、出発地、経路、着点など)」を表す形態統語的手段は多様ですが、本ワークショップでは「場所」が動詞の項として現れる場合を取り上げます。例えば、以下のような様々な側面からの議論が考えられます。
- 「場所」が項となる動詞(主に2項動詞)の意味的特徴
- 「場所」が動詞の項となる言語における、「場所」を表す他の形態統語的手段
- 「場所」が動詞の項となる場合と、他の形態統語的手段で表される場合の文法的・意味的な違い
参加には、お申し込みが必要です。1月24日(水)正午までに、下記お申し込みフォームよりお申し込みください(ただし、定員に達し次第締め切ります)。
日時
2018年1月25日(木)13:30–17:30
場所
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)3階304室
プログラム
13:30–14:30
阿部優子(AA研共同研究員、東京女子大学)
「場所を項とするスワヒリ語動詞」
14:30–15:30
岡本進(東京外国語大学大学院博士後期課程)
「フィジー語の他動詞目的語に現れる名詞句の意味役割:「場所」を中心に」
15:50–16:50
小林美紀(国立アイヌ民族博物館設立準備室)
「場所を項とするアイヌ語動詞」
16:50–17:30
全体討論
参加資格
上記のテーマに関心のある研究者・学生(大学院生以上を原則とします)
定員
20名程度
使用言語
日本語
参加費
無料
主催
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」
お申し込み
*申込は締め切りました。お申し込みありがとうございました。
1月24日(水)正午までに、下記お申し込みフォームよりお申し込みください(ただし、定員に達し次第締め切ります)。