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北海道民族学会2019年度特別賞受賞(山田敦士氏)

投稿日:2020.06.19

山田敦士氏(日本医療大学教授, AA研共同研究員)に対し、『シリーズ記述文法2 パラウク・ワ語』(2020年, AA研/くろしお出版)を主業績の一つとした「中国雲南省のワ語を中心とするタイ文化圏の言語と民族文化の一連の調査研究」により、北海道民族学会から2019年度特別賞が授与されました。

この著書は、AA研基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築」(LingDy3)の事業の一環としてAA研より刊行され、その後くろしお出版によって商業出版された「シリーズ記述文法」の第2巻にあたります。同じくAA研から2007年に刊行されたParauk Wa Folktales 〈佤族(巴绕克)的民间故事〉、2009年に刊行された『スガンリの記憶―中国雲南省ワ族の口頭伝承―』も、授賞対象となった一連の研究成果にあたります。

北海道民族学会特別賞は、民族学及びその関連分野で、学術あるいは事業活動等において顕著な功績があり、現在も研究・教育・普及活動等を行っている者に対し授与されているもので、特別賞が授与されるのは2012年度創設以降2人目となります。

 

詳しくはこちらをご覧ください
また『シリーズ記述文法2 パラウク・ワ語』についてもあわせてご覧ください。

 

(2020年6月19日 記事公開)

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