活動Activities
開催日:2021.03.06[土]- 03.07[日]
第19回文法研究ワークショップ:「言語接触の諸問題」
言語接触は、社会言語学・歴史比較言語学・地域言語学・言語類型論・言語習得/獲得など、言語学の多様な分野と関連し、言語記述においても看過できない現象の1つです。また、言語接触により誕生したピジン・クレオールは、従来の枠組みでは充分に捉えきれない新しい問題を投げかけています。本ワークショップでは、記述言語学を研究する若手研究者が中心となり、東アジア・南アジア・西アジア・ヨーロッパ・アフリカなど、世界の様々な地域と状況において起こっている言語接触をめぐる問題について議論を行います。語彙から音韻・文法現象にいたるまで、多様な言語の最新の研究成果と調査データを通じて、言語接触についての理解を深めます。上記のテーマにご関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。
*参加には、お申し込みが必要です。2021年3月5日(金)正午までに、下記お申し込みフォームよりお申し込みください。
日時
2021年3月6日(土)10:00–13:00
2021年3月7日(日)10:00–13:00
開催形態・場所
Zoomによるオンライン開催
プログラム
3月6日(土)
10:00–10:10
倉部慶太(AA研)
趣旨説明
10:10–10:50
宮川創(関西大学 / 京都大学大学院)
「古代末期エジプトにおけるコプト語とギリシア語の言語接触」
10:50–11:30
カルリノ・サルバトーレ(九州大学)
「沖縄語首里方言が周辺方言に及ぼす影響について:伊平屋方言を例に」
11:40–12:20
鄭雅云(京都大学大学院)
「台湾華語におけるテンス・アスペクト・モダリティ」
12:20–13:00
林愷娣(九州大学大学院)
「台湾宜蘭クレオールの音韻の初期報告」
3月7日(日)
10:00–10:40
村上武則(京都大学大学院)
「ナガミーズ語における動作主標示」
10:40–11:20
張泓瑋(シカゴ大学大学院)
「エチオピア・セム諸語におけるV-finalへの言語変異のメカニズム」
11:30–12:10
仲尾周一郎(大阪大学)
「単言語主義言語学を乗り越えるために:双言語記述のすすめ」
12:10–13:00
参加者全員
まとめと全体討論
参加資格
上記のテーマに関心のある研究者・学生
定員
20名程度
使用言語
日本語
参加費
無料
事前申込
参加には、お申し込みが必要です。 募集要項をご確認の上お申し込み下さい。
主催
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」
お申込み
3月5日(金)正午までに、下記お申し込みフォームよりお申し込みください(ただし、定員に達し次第締め切ります)。
招待メールは開始1時間前までに参加者にお送りいたします。