*本イベントは終了しました。
日時
2019年11月18日(月)13:00–17:00
2019年11月19日(火)–2019年11月27日(水)10:00–17:00
2019年11月28日(木)10:00–13:00
場所
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 1階資料展示室
内容
シベ(錫伯)文字は中国・新疆ウイグル自治区にくらすシベ(錫伯)族のことばを書き表す文字で、満洲文字をもとに作られています。今回お招きする格吐肯氏はシベ書道の第一人者として知られています。氏の作品は、シベ語を満洲語や漢語(中国語)と組み合わせて一つの作品にまとめ上げるのが特徴で、これは母語であるシベ語だけでなく、国家の公用語である漢語や地域の共通言語であるウイグル語など、いくつもの言語を駆使するシベの人々の生活が反映した作風といえるでしょう。氏の作品を通してシベ族のことばと生活に触れてみませんか?会期中には格吐肯氏による講演(通訳あり)も企画しています。ご来場をお待ちしております。
講演会
- 2019年11月23日(土)13:30– 東京外国語大学AA研306室(終了後展示解説ツアーあり)
- 2019年11月24日(日)13:30- 東京外国語大学AA研304室(終了後展示解説ツアーあり)
格吐肯(Getuken)
「シベ書道の創生」
シベ書道(三語書法)の第一人者であり、今回の企画展に作品をご提供下さった、格吐肯(Getuken)氏から、氏がどのようにシベ書道を創生し、長年に渡り取り組んできたかを伺います。シベの人々は母語であるシベ語以外に漢語(中国語)やウイグル語など多くの言語を話しますが、氏の講演を通じ、シベ書道の背景にあるシベの人々の多言語生活に触れて頂ければと思います。講演後には格吐肯氏ご本人による展示解説ツアーもお楽しみ頂けます。(講演・展示解説ツアーとも日本語通訳あり。展示解説ツアーは11月20日(水)から24日(日)の外語祭期間中毎日開催いたします。)
展示解説ツアー
会場にて、書家の格吐肯氏ご自身による展示作品の解説ツアーを開催いたします。※日本語通訳あり
2019年11月20日(水)、11月21日(木)、11月22日(金) 13:30–
2019年11月23日(土)、11月24日(日) 講演会(13:30–)終了後
使用言語
日本語・中国語(日本語通訳あり)
入場料
無料
事前申込
不要
共催
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築 (LingDy3)」
- 既形成拠点アジア書字コーパス(GICAS)
詳しくはこちらをご覧ください
※企画者である児倉徳和(LingDy3プロジェクトメンバー)のインタビュー記事が、本学ウェブ広報サイトTUFS Todayに掲載されました(インタビュアー:山越康裕・LingDy3プロジェクトメンバー)。こちらもあわせてご覧ください。
- 多言語共存のライフスタイルが作品に〜シベ書道展開催記念〜 児倉徳和准教授インタビュー
http://wp.tufs.ac.jp/tufstoday/research/19111401/
※読売新聞オンラインにて、本展示が紹介されました。(2019年11月21日)
- 中国・シベ族の書 展示 東京外大
https://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20191120-OYTNT50151/(リンク切れ)
※朝日新聞デジタルにて、本展示が紹介されました。(2019年11月26日)
- シベ語、知ってますか 危機の満州系言語、東京で書道展
https://www.asahi.com/articles/ASMCV4F4WMCVUHBI01H.html
(動画もご覧いただけます。)