*本イベントは終了しました。
2013年からチベット文学研究会のメンバーを中心に『チベット文学と映画制作の現在 SERNYA(セルニャ)』という冊子の刊行を続けてきました。その活動の中で、チベットの人びとの創作活動の諸相を詩や小説の翻訳、映画上映といった形で紹介をし、そこから『黒狐の谷』(勉誠出版)や『風船 ペマ・ツェテン作品集』『チベット幻想奇譚』(いずれも春陽堂書店)などの小説集や『チベット女性詩集』(段々社)のような詩集も生まれました。こうした活動を対面の場にも広げようということで、冊子のタイトルにちなみ「セルニャの会」と称して,チベット文学と映画制作の現在について語る会を実施します。
今回は第一弾として、ペマ・ツェテン監督が2つの短編小説をミックスして生み出した映画「轢き殺された羊」をセルニャのメンバーとともに読み解く会を実施します。お誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。
日付
2024年2月5日(月)15:00–17:30
開催形態・場所
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所4階405室(コモンズ・ラボ)
プログラム
15:00–17:30
星泉(AA研所員)
「2篇の短編小説から生まれた映画「轢き殺された羊」を読み解く」
対象
学生、研究者、一般
参加を希望される方へ
- 東京外国語大学の学部向け授業「チベット語の世界を知る(2)」のアクティブラーニング2として行います。解説のあとに映画を鑑賞します。
- 鑑賞する映画は英語字幕版になります。
- 参加される方は可能な限り、ペマ・ツェテン「轢き殺された羊」(『風船 ペマ・ツェテン作品集』所収)およびツェリン・ノルブ「人殺し」(『チベット幻想奇譚』所収)を事前に読んできてください。それぞれの小説の翻訳者である大川謙作さんと海老原志穂さんも参加します。
- 会場は靴を脱いで入室いただくお部屋です。温かい靴下を履いてお越しください。
参加費
無料
事前申込
参加には、お申し込みが必要です。参加ご希望の方は,星(hoshi[at]aa.tufs.ac.jp)までご連絡ください。※[at]を@に変えてください
共催
- TUFSフィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)
- チベット文学研究会
(2024年1月30日 記事公開)
(2024年2月5日 記事更新)