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開催日:2012.07.21[土]

研究者養成ワークショップ / 文法研究ワークショップ
終了

第4回文法研究ワークショップ:「そこに『ゼロ』はあるのか?(2)」

投稿日:2018.07.02

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 (AA研) では、「文法研究ワークショップ」として、記述言語学を志す学生や研究者が最新の研究成果や調査データを紹介しあうことにより、学生・研究者の交流や、最新の情報の共有を目指します。
3月の前回のワークショップにひき続き、「言語分析におけるゼロ」をテーマとして第2回目のワークショップを行います。言語の分析においては、形の上では何もないけれども、「ゼロがある」と考えることがしばしばあります。しかし、「ゼロ」は実体がないため、そこに本当にゼロがあるのか、あるいは何もないのかは、ときに判断の難しい問題になります。本ワークショップでは、どのような場合にゼロを考える必要があるのか、ゼロを設定する意味、そもそもゼロとは何なのかなど、ゼロにまつわる問題をさまざまな言語の事例を通して考えていきます。

日時

2012年7月21日(土)13:0017:00

場所

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 4階405室

発表

  1. 梅谷博之 (東京大学研究員)
    「モンゴル語ハルハ方言におけるゼロ」
  2. 吉岡乾(東京外国語大学大学院)
    「ブルシャスキー語でゼロ形態素を立てる」
  3. 大西秀幸(東京外国語大学大学院)
    「ジンポー語の動詞文標識の屈折に想定されるゼロ形式」
  4. 佐々木充文(東京大学大学院)
    「そこにnullはあるのか: 古典ナワトル語からみたnull anaphora」

使用言語

日本語

 

※ 研究会をUstreamで中継し、遠隔地からの参加も可能にします。遠隔地の方も奮ってご参加下さい。

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