活動Activities
開催日:2021.01.19[火]
【当日の動画を公開しました!】リンディフォーラム:ウェビナーシリーズ (8)
*本イベントは終了しました。
日時
2021年1月19日(火)12:00–12:40
開催形態・場所
zoomによるオンライン開催
プログラム
12:00–12:20
品川大輔(AA研所員)
「アフリカにおける現地研究機関との有意義な協働を目指して(あるいは有意義な協働とは何か):ReNeLDAの経験から」
このトークでは、2018年から3年にわたって遂行してきた、アフリカ5か国の研究機関との研究ネットワーク構築事業「アフリカにおける言語多様性とダイナミズムに迫るアフリカ諸語研究ネットワークの構築」(略称ReNeLDA)の活動を紹介する。これまで当プロジェクトでは、2019年2月にダルエスサラーム大学(タンザニア)で現地発の言語記述/ドキュメンテーション研究の活性化に寄与すべく技術的な内容を扱うワークショップを、2020年3月にはヴェンダ大学(南アフリカ)において、現在のバントゥ諸語研究の主要な潮流のひとつである系統内ミクロ類型論(いわゆるマイクロバリエーション研究)に資するデータ収集セッションを行ってきた。このトークの前半では、とくに南アでのWSに焦点を当て、収集データの概要、オンラインアーカイブを含むデータ公開に向けた現状など、これまでの研究文脈における成果について概観する。後半では一転して、こういった活動が現地文脈においてどのような意義をもたらしえたのかについて反省的に振り返る。こういった活動が、現地の研究機関、あるいはひとりひとりの研究者、ひいては現地コミュニティに対してどのような貢献を為し得ているのか。そもそも「有意義な協働」とはいったいどういうものなのか。このプロジェクトの経験にもとづいて、また参加者との対話をとおして、建設的に考えてみたい。
*ReNeLDAは、日本学術振興会の研究拠点形成事業(B. アジア・アフリカ学術基盤形成型)のひとつです。活動の記録は https://sites.google.com/view/renelda/home をご覧ください。
12:20–12:40
質疑応答
当日のトーク動画(約24分)
*音声は0:35頃より始まります
使用言語
日本語
参加費
無料
事前申込
受講には申し込みが必要です。以下のフォームよりお申し込みください。
主催
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築 (LingDy3)」
お申し込み
招待メールを送る必要があるため、 2021年1月18日(月)正午までに、下記お申し込みフォームよりお申し込みください(応募状況によっては早期満了とさせて頂く場合があります)。
招待メールは開始1時間前までに参加者にお送りいたします。
*今回のイベントをどこ・何で知りましたか? よろしければ「その他」の欄にご記入ください。